研究員の転職体験談・口コミ・転職理由(34件掲載)

作成日: 2025年1月24日
更新日: 2025年10月16日
最新分析サマリー

最新分析サマリー

研究員の退職理由トップ3(2025年9月時点 / 退職体験談24件):1位「業務内容のミスマッチ」(19件)、2位「キャリアの停滞感」(17件)、3位「事業・方針への懸念」(7件)。

研究員の入社理由トップ3(2025年9月時点 / 入社体験談31件):1位「魅力的な業務内容」(26件)、2位「新しい役割・挑戦」(25件)、3位「キャリア成長への期待」(14件)。

転職前はNTT、日立製作所などの企業が中心。転職先は起業、トヨタ自動車などが挙がっています。

※公開された研究員の退職・転職エントリ34件を公開一次情報をLLMで分類→人手レビューで整理。出典URLはページ末尾で全33件掲載。

研究員の転職理由の分析

研究員の退職理由の分布

34名のデータを集計

研究員の入社理由の分布

34名のデータを集計

研究員の転職体験談

34
Capex起業

自然言語処理の研究を経てリクルートでデータエンジニア・研究開発者として勤務後、対話AIスタートアップのCapexへ最高AI責任者として転職。約2年間チームを率いた後、退職し自身の会社NLPeanuts Inc.を設立。退職の理由は、もともと起業の意思があったことに加え、LLM技術が急速に進展する中で、企業の枠に縛られず自由に行動したいという葛藤があったため。会社員としての責任と、情報発信などを行いたい「理想の自分」との乖離や、体調不良も決断を後押しした。現在は独立し、NLP・AI系の受託開発やアドバイスを手掛けている。

記載なし記載なし

14年間在籍したソフトウェアベンダーを退職。同社では、顧客と深く関わるBtoBビジネスや長期的な製品開発を通じて、趣味プログラマからプロの開発者へと大きく成長できた。上司や同僚、多様な環境から多くを学び、「組織は人」という価値観を得るなど、非常に有意義な経験だったと肯定的に評価している。退職理由は明確に述べられていないが、次のステップとして、新しい職場で更なる自己成長と社会課題の解決を目指す。

筑波大学クラスター

筑波大学で2年間テニュアトラック助教として勤務した32歳の研究者が、クラスター社のメタバース研究所へ転職。大学では研究支援など恵まれた環境であった一方、雑務が多く研究に専念できないことによるキャリアの停滞感、同分野の研究者と議論する機会の不足、研究室運営のプレッシャー、IT企業との給与格差などを理由に退職を決意。研究所見学をきっかけにオファーを受け、VR分野での新たな挑戦と研究に集中できる環境、ワークライフバランスの改善を求めての転職となった。

NTT外資系企業(記載なし)

NTT研究所に研究員として7年間在籍後、外資系IT企業へデータサイエンティストとして転職。研究よりも事業貢献への意欲が高まったが、所属部署がネットワーク分野中心のため、自身の専門である機械学習を活かせる環境ではなくキャリアの停滞感を覚えた。専門家が他にいないことによる成長機会の不足や、異動の難しさ、「背番号」制度による将来的なキャリアパスへの懸念が退職の決め手となった。より待遇が良く、専門性を活かして切磋琢磨できる魅力的な環境を求め転職を決意した。

楽天記載なし

楽天モバイルにテックリード/アーキテクトとして入社後、チーム立ち上げ、国家プロジェクトの研究員、管理職、情報セキュリティマネジメントなど、短期間で非常に多岐にわたる役割を経験。プロジェクトメンバーや上司の多くが非日本語話者というグローバルな環境で、英語力を向上させながら業務を遂行した。意図しない役割変更もあったようだが、全体としては「濃厚で楽しかった」とポジティブに退職を報告している。退職理由や転職先についての具体的な言及はない。

大学・大学院進学アトラエ

東京大学大学院博士課程で9年間研究に携わった後、アトラエに新卒エンジニアとして入社。アカデミアでは研究成果が社会に貢献する実感を得にくく、分野の限界を感じてキャリアに悩んでいた。そんな中、スカウトを機に参加したインターンで、アトラエの「人々を幸せにする」というビジョンや経営陣の誠実さに強く共感。自分のやりたいことを実現できると確信し入社を決意した。入社後は、裁量とチームのサポートを得ながら、やりがいを感じて業務に取り組んでいる。

本田技研工業元湯陣屋

本田技術研究所(ホンダ)で約8年間、研究エンジニアとして勤務後、家業である老舗旅館『元湯陣屋』が経営者不在と売上低迷で存続の危機に陥ったことを機に退職し、代表に就任。これは会社への不満ではなく、家庭の事情と「自分で再生したい」という強い思いによるキャリアチェンジだった。ホンダで培ったエンジニアとしての経験や経営マインドを活かし、「旅館×IT」を掲げて改革を断行。クラウドシステム『陣屋コネクト』を自社開発し、経営の可視化や業務効率化によって旅館の再生に挑戦している。

日立製作所記載なし

日立製作所の研究所に約3年在籍した技術者が、自身のキャリアと市場価値への危機感から転職を決意した経緯を詳述。年功序列、保身的なマネジメント、過度な情報統制といった組織文化により、能力を発揮できず未来が失われる感覚を抱いたことが主な退職理由。特に、自主開発したOSSが報復人事につながるなど、技術者としての成長を阻害する環境に強い不満を感じていた。転職活動を通じて、大企業に最適化されるリスクを再認識し、技術的に挑戦できる環境へ移ることを決断。若いうちに挑戦し、社外での価値を高める重要性を訴えている。

東芝記載なし

修士卒で新卒入社した東芝に研究開発職として約12年間勤務。優秀な同僚や裁量労働制による良好な労働環境、高い給与水準など恵まれた点も多かったが、キャリアが進むにつれ管理業務が増加し、本来の研究開発に専念できなくなることに葛藤。開発職に留まると昇給が見込めないキャリアパスや、会社の事業縮小によるモチベーション低下も退職の要因となった。自身の志向に合う研究・開発支援業務に専念できる環境を求め、SIerへの転職を決意した。

記載なしトヨタ自動車

スタートアップから、データベースや分散処理の研究に本格的に取り組むためトヨタ自動車へ転職したソフトウェアエンジニアの体験談。前職では予算の制約などから純粋な研究開発に集中できなかったことが転職の背景にある。転職先では潤沢な予算や自動車という面白いテーマに恵まれ、OSS開発や論文執筆など、入社前に思い描いていた研究開発に従事できている。一方で、大企業特有の縦割り組織やメール中心の文化、旧来のワークフローといった課題も指摘。しかし、それらを差し引いても総じて満足度は高く、自身に最もマッチした環境だと感じている。

記載なしトヨタ自動車

成長期スタートアップでWeb API開発等の経験を積み視野を広げたが、学生時代から一貫して希望していたミドルウェア以下の研究開発に本業として携わりたいという思いが強まり転職を決意。転職活動では、自身の専門性を活かせる業務内容と年収を必須要件とした。最終的に、自動車の膨大なデータを扱うチャレンジングな課題、尊敬できるチームリーダーとの出会い、充実した開発環境や福利厚生を魅力に感じ、トヨタ自動車へ入社。自身の強みを最大限に発揮し、腰を据えて社会に貢献していくことを目指している。

サイボウズリクルート

サイボウズ・ラボに約10年間在籍し、創業期から技術者ブランドの向上に貢献。50%ルールという自由な環境下でセキュリティ研究や技術コミュニティ活動、人材育成に尽力した。これらの活動を通じて日本の技術・教育分野における課題を強く認識。その解決を志し、EdTech事業をグローバルに展開するリクルートマーケティングパートナーズへ技術フェローとして転職を決意。これまでの幅広い経験を活かし、技術の力で教育問題などの社会課題解決に貢献することを目指している。

研究員のよくある質問

出典

このページのデータは、以下の体験談・記事をもとに構成しています。