研究員
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研究員の転職体験談
スタートアップから、データベースや分散処理の研究に本格的に取り組むためトヨタ自動車へ転職したソフトウェアエンジニアの体験談。前職では予算の制約などから純粋な研究開発に集中できなかったことが転職の背景にある。転職先では潤沢な予算や自動車という面白いテーマに恵まれ、OSS開発や論文執筆など、入社前に思い描いていた研究開発に従事できている。一方で、大企業特有の縦割り組織やメール中心の文化、旧来のワークフローといった課題も指摘。しかし、それらを差し引いても総じて満足度は高く、自身に最もマッチした環境だと感じている。
成長期スタートアップでWeb API開発等の経験を積み視野を広げたが、学生時代から一貫して希望していたミドルウェア以下の研究開発に本業として携わりたいという思いが強まり転職を決意。転職活動では、自身の専門性を活かせる業務内容と年収を必須要件とした。最終的に、自動車の膨大なデータを扱うチャレンジングな課題、尊敬できるチームリーダーとの出会い、充実した開発環境や福利厚生を魅力に感じ、トヨタ自動車へ入社。自身の強みを最大限に発揮し、腰を据えて社会に貢献していくことを目指している。
サイボウズ・ラボに約10年間在籍し、創業期から技術者ブランドの向上に貢献。50%ルールという自由な環境下でセキュリティ研究や技術コミュニティ活動、人材育成に尽力した。これらの活動を通じて日本の技術・教育分野における課題を強く認識。その解決を志し、EdTech事業をグローバルに展開するリクルートマーケティングパートナーズへ技術フェローとして転職を決意。これまでの幅広い経験を活かし、技術の力で教育問題などの社会課題解決に貢献することを目指している。
国立情報学研究所(NII)に特任研究員として約10年間勤務後、民間企業へ転職。在職中はオープンデータ分野で学術情報から行政データまで幅広く貢献し、多大な実績を残した。一方で、研究者という肩書と、コードを書きたいソフトウェアエンジニアとしての自己認識とのギャップに悩むこともあった。10年という節目を機に、これまでの研究機関とは全く異なる民間企業という環境での新たな挑戦に期待を寄せている。
大学院修了を機に就職活動を行い、アルバイトとして関わっていたレトリバからクックパッドへリサーチエンジニアとして転職。レトリバでは優秀な同僚に囲まれ多くを学んだが、自身の志向する「研究とサービス開発の融合」や「大規模サービス開発」とのミスマッチを感じ退職を決意。転職先のクックパッドでは、研究と開発の垣根がない点、尊敬できる上司や優秀な同僚の存在、論文執筆など研究活動への理解がある文化が決め手となった。トップカンファレンスへの挑戦など、さらなるキャリア成長を目指す。
新卒でSansanに入社し、R&Dの機械学習エンジニアとして勤務。Kaggle Grand Masterなど優秀な同僚や充実した技術環境に恵まれ、幸福感を感じていた。しかし、結婚を機に妻が専業主婦となり、より高い給与と経済的余裕が必要になった。新卒向けの給与テーブルでは自身の市場価値に見合った待遇を得にくいと感じ、早期の市場価値向上を目指して転職を決意。尊敬するエンジニアからの誘いをきっかけに、金銭面が良く、技術とデータが豊富な企業への転職を果たした。
科学計算総合研究所に開発系研究者として3年2ヶ月在籍。大規模プロジェクトのリードや外部発表など貴重な経験を積んだものの、約15名のベンチャー企業において自身の貢献度や存在価値に疑問を感じるようになった。「給与分の価値を出せているか」というプレッシャーと、会社全体のゴールへの貢献が達成困難と感じたことが主な退職理由。知人の紹介で、HPCの知見を活かせるスマートフォン向けソフトウェアの高速化業務を行う会社へ転職し、新たな分野での挑戦を決意した。
NTT CS研に研究職として4年間在籍後、はてなへWebアプリケーションエンジニアとして転職。研究環境は非常に良好だったが、研究と開発の境界が曖昧になる中で、自身の専門である自然言語処理・機械学習の技術をリアルなデータに活用したいという思いが強まり、研究職からエンジニアへの転身を決意。転職先では専門性を活かせる業務に加え、対外的な活動も推奨されており、エンジニアとして新たなキャリアをスタートさせる。
NTT研究所に研究員として5年間勤務。元々の目標であった博士課程進学(D進)を社会人として目指すも、希望とは異なる研究テーマやデスマーチ、不当な評価などで心身を疲弊し、研究との両立が困難だった。研究者としてのキャリア継続が危ぶまれる中(マネージャー職への異動打診、部署解体の噂)、研究を続けるために転職を決意。大学との共同研究体制が整い、D進に理解のあるサイバーエージェントへ移籍し、6年越しの社会人博士課程への入学を実現した。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)に研究員として6年3ヶ月勤務し、有期雇用の任期満了により退職。在籍中は研究開発を主軸としながらも、インフラ構築・運用やイベント企画・運営など多岐にわたる業務を経験。研究費が潤沢で博士号取得との両立もしやすい環境であった一方、お役所的で非効率な手続きには不満もあった。全体としては、他ではできない貴重な経験ができたとポジティブに振り返っている。
新卒で入社した富士ゼロックスからLINEへ転職し、約1年半、スマートスピーカーClovaの機械学習配信基盤プロジェクトリードとして従事。LINEの最高の開発環境、優秀な同僚、エンジニアの成長を支援する文化、高い給与水準に満足していた。しかし、「世界中の技術を集約し、誰もが利用できる世界を作る」という自身のビジョンをより中心的な立場で追求するため、ABEJAへの転職を決意。退職理由はネガティブなものではなく、自身のやりたいことを実現するための前向きな挑戦である。
10年弱在籍したKDDI研究所からDeNAへ研究開発エンジニアとして転職。円満退社としつつ、居心地の良い環境にいることでキャリアが停滞する感覚や、研究とビジネスの間に距離を感じたことが退職のきっかけとなった。博士号取得など社外での評価を意識した活動も行っており、自身の興味やキャリアの方向性に合致したDeNAで、ビジネスに直結した分野での新たな成長を目指す。