日立製作所から記載なしへの転職体験談

退職します。拝承

日立製作所の研究所に約3年在籍した技術者が、自身のキャリアと市場価値への危機感から転職を決意した経緯を詳述。年功序列、保身的なマネジメント、過度な情報統制といった組織文化により、能力を発揮できず未来が失われる感覚を抱いたことが主な退職理由。特に、自主開発したOSSが報復人事につながるなど、技術者としての成長を阻害する環境に強い不満を感じていた。転職活動を通じて、大企業に最適化されるリスクを再認識し、技術的に挑戦できる環境へ移ることを決断。若いうちに挑戦し、社外での価値を高める重要性を訴えている。

公開日: 2013年12月20日
更新日: 2025年10月9日
勤続年数: 3
20代

よくある質問

要約の根拠

記事要約の根拠: 記事全体からの要約
転職元企業名の根拠: 1/15を以って、私は日立製作所を退職する。
転職先企業名の根拠: もう一社に内定した。
転職元のレビュー要約の根拠: 年功序列が根本にあることは疑いようがない。幹部も含めマネージャ層は全員、保身しか考えない。情報インフラが極端に制限された(例えば、Githubにアクセス出来ない)。ストレージカーネルという、業務と近いことを勝手にOSS化したことへの報復人事であると感じた。社員の教育には金を使う企業である。
転職元の評価極性の根拠: 「自分の未来が失われている感覚しかなかった」「働きづらい環境」「能力の一割も発揮出来ていない」など、記事全体の強いネガティブな論調から-1と判断。
転職先のレビュー要約の根拠: どの道転職するのであれば、技術的にMAX挑戦しようという方針だった。この要件を満たすために、本当に技術レベルの高い企業しか受けなかった。
職種の根拠: 自分の、技術者としての将来のためである。研究所特有の事情としては...。イマドキのエンジニアは誰も信じないだろう。
在籍年数の根拠: 日立製作所に入所して3年足らずの短い日々であったが...
性別の根拠: 性別に関する記述なし
年齢の根拠: 「あなたはまだ若いし才能があるのだから、リスクを恐れずに挑戦した方がいい」とエージェントに言われたことや、「若手はfail fast」という記述から20代と推定。
企業評価の根拠:
キャリア成長: 自分の未来が失われている感覚しかなかった。このままでは市場価値を失って転職が不可能になると思っていた。
事業・プロダクト: 私の所属していた部署は事業が縮小し、辛い仕事ばかりになっているようなので...
マネジメント: 幹部も含めマネージャ層は全員、保身しか考えない。マネージャの保身によってこれを捨てたことになる。
組織・チーム: 年功序列が根本にあることは疑いようがない。このような抑圧された環境のおかげで、研究が事実上不可能になっていった。
働きやすさ: 働きづらい環境の中で、能力の一割も発揮出来ていないと感じていたし、情報流出を過度に恐れるために情報インフラが極端に制限された。
待遇・環境: 年功序列が根本にあることは疑いようがない。社内ルールに即せず勝手にOSS化する人間とみなされたため、OSS活動を行うLTCへの配属可能性も完全に消えた。