クックパッドの退職理由と転職先(退職者18名の実例)
クックパッドを退職した18名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
クックパッドの退職エントリは全18件。読み解くと、退職理由は会社への不満よりも「自分のキャリアをどう動かすか」という前向きな動機が中心です。最も多いのはキャリアの停滞感(7件)で、次いで労働環境・WLBへの不満(4件)、家庭や健康といった個人的事情(3件)、業務内容のミスマッチ(2件)、カルチャーのミスマッチ(1件)と続きます。以下、件数の多いパターン順に整理します。
キャリアの停滞感・成長鈍化(7件)
最も多いパターンです。働きやすく良いメンバーに恵まれた環境であっても、長く在籍するうちにコンフォートゾーンへ入り、成長が鈍化したと感じる声が目立ちます。6年在籍してコンフォートゾーンを抜けたいと語る退職エントリでは、料理ドメインも好きで居心地は良いが、エンジニア業務が細かく分業化されており自身の状況とミスマッチを感じた、と振り返られています。またtoC事業中心ではないと感じてキャリアの軸を再定義した体験談のように、開発者文化やユーザーとの近さに共感しつつも、自身のキャリアの軸を捉え直した結果として離職を選ぶケースもあります。「キャリアの焼き増し」を避け未経験領域へ挑戦したい、という志向の変化を綴った記事もこの層に含まれます。
労働環境・WLBへの不満(4件)
制度面の評価は総じて高い一方、働き方の変化が退職の引き金になった例があります。恵比寿オフィスのキッチン廃止と移転を退職理由に挙げた体験談では、同僚との絆を育んだキッチンが廃止され、みなとみらいへのオフィス移転が通勤や働き方の面で大きなデメリットとなったことが直接の原因として語られています。ただし同じ筆者も移転後のオフィス自体は「なかなか良い感じだった」と納得しており、賛否が割れる論点です。
個人的事情(家庭・健康)(3件)
会社への不満ではなく、私生活の事情が理由となるパターンです。フレックス・三食付き・リモート可を「過去最高にいい環境」と評した退職エントリでは、会社への不満はなく、同僚の退職というタイミングや働き詰めの生活から休息を取りたいという理由が挙げられています。別の記事では、給与やオフィス移転が理由ではないと明確に否定したうえで「COVID-19の状況に疲れた」ことを理由としており、待遇起因の離職ではないことが強調されています。
業務内容・カルチャーのミスマッチ(計3件)
多様な職能のメンバーと当事者意識を持ってサービスへ向き合えたこと、コンテナ技術などに触れられたことを高く評価する声がある一方で、分業化された業務体制や事業領域が自身の志向と合わなくなったという見方もあります。透明性の高い文化や改善を後押しする土壌を評価する記事も多く、ネガティブ一辺倒ではない点が特徴です。
転職先の傾向
転職先は記載なしが4件と最多で、明示されたものではUbie(3件)が突出しています。そのほか起業、弥生、メルカリがそれぞれ1件ずつ見られ、スタートアップ・ヘルステックや自身での起業など、新たな挑戦を求める方向への移動が中心です。総じてクックパッドの退職は、環境への評価を保ったまま次のキャリアステージへ進む「円満かつ前向きな離職」が大きな潮流だと言えます。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
在籍年数
3〜6年(4名)
退職者の職種
クックパッド退職者の転職先一覧
クックパッド退職者のリアルな声
実際にクックパッドを退職した18名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
toCプロダクト開発に7年以上従事した後、新たなモデルで「普通の人を幸せにしたい」想いを実現するために転職。
キャリアの軸を「人間の能力を拡張できること」と再定義し、toC事業に限定しない新たな領域を求めた。
コンフォートゾーンに留まりキャリアが「焼き増し」になる感覚があり、想像のつかない領域での新しい挑戦を求めた。
大きな仕事をやりきった停滞感と環境変化を機に転職。
オフィスの横浜移転に伴う長距離通勤と週2出社義務が主な退職理由。20代後半で大きな挑戦を求めていた。
1社だけは、もったいない。タイプの違う3〜4社で、出会える会社が変わります。
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