NTTの退職理由と転職先(退職者26名の実例)
NTTを退職した26名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
NTTの退職エントリは全26件。退職理由として最も多いのは「キャリアの停滞感」(17件)で、次いで「業務内容のミスマッチ」(16件)、「労働環境・WLBへの不満」(8件)、「評価制度への不満」(7件)、「マネジメントへの不満」(6件)と続きます。多くの退職者が「人間関係や福利厚生は申し分ない」と評価しつつ、技術者としての将来像が描けない点に課題を感じている構図が浮かび上がります。
キャリアの停滞感(17件):技術者として昇り続けられない
最も多い退職理由がキャリアの停滞感です。エンジニアがスペシャリストとして昇進・昇給していく道筋が乏しく、若手の昇格には特に時間がかかるという指摘があります。スペシャリスト志向のエンジニアが感じた昇進ルートの限界では、待遇改善を早く望む人には合わない可能性があると率直に語られています。また年次を重ねると本人の意向に関わらず管理業務が増え、管理職昇格の節目で技術者キャリアの継続を断念したケースのように、技術者として走り続けることの難しさが語られています。管理職一択のキャリアパスや不透明な昇進選考といった硬直的な人事制度への不満も見られます。
業務内容のミスマッチ(16件):エンジニアらしい開発が少ない
ほぼ同数で多いのが業務内容のミスマッチです。研究費が潤沢で最高峰の研究環境という評価がある一方、部署と自身の専門性がかみ合わず成長機会が限られたという声があります。専門性のミスマッチと縦割り組織の制約に直面した研究者の退職記では、異動のハードルの高さや利用者との距離の遠さも課題として挙げられています。事業会社との距離が遠く実サービスに近い開発をしたい人には物足りないという指摘や、レガシーシステムの保守・資料作成が中心でエンジニアらしい開発が少ないという声、さらにはExcelへのスクショ貼り付けといった雑務が中心だったという厳しい体験談まで幅があります。
労働環境・評価・マネジメントへの賛否
労働環境への不満は8件ある一方で、同じ要素を高く評価する声も多く、賛否が分かれます。服装自由・フレックス・理由を問わないリモートワーク・取り放題の年休といった制度を「最高の環境」と評する人がいる反面、PCスペックが低くコードレビューを紙で行うといった古い文化や、セキュリティ強化に伴う社内システム環境の悪化を挙げる人もいます。評価制度への不満(7件)では、個人の貢献が数値に反映されにくく能力差が給与へ反映されにくい点が、マネジメントへの不満(6件)では意思決定の遅さや官僚的な組織風土が指摘されています。一方で子育て期にフレックス・リモートを活用して仕事と家庭を両立できたという肯定的な体験談もあり、働きやすさそのものは広く認められています。
転職先の傾向
転職先は「記載なし」が14件と最多で、明示されたものは限られます。判明している範囲ではGoogleが2件、ほかに起業、外資系企業、フリーランスが各1件です。実サービスに近い開発やスペシャリストとしての成長を求めて、Webサービス企業や独立といった、より裁量と技術志向の強い環境へ移る傾向がうかがえます。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
企業評価(6軸評価)
在籍年数
3〜30年(15名)
退職者の職種
NTT退職者の転職先一覧
NTT退職者のリアルな声
実際にNTTを退職した26名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
経済的な理由が大きな退職要因であったことが示唆されているが、具体的な転職理由は述べられていない。
学生時代からの「自分で事業を経営したい」という夢を実現するため、十分な経験を積んだ社会人10年目の節目で独立・起業。
NWエンジニアとしての監視業務にキャリアの限界を感じ、AWSエンジニアに転向後1年でフリーランスとして独立を決意。
研究より事業貢献への意欲が高まる中、所属部署と専門性のミスマッチ、異動の難しさ、「背番号」制度によるキャリアパスへの懸念から転職を決意。
希望と異なる研究テーマ、理不尽な評価、マネージャー職への出向打診、部署解体の噂などで研究者としてのキャリア継続が困難になり転職。
1社だけは、もったいない。タイプの違う3〜4社で、出会える会社が変わります。
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