メルカリの退職理由と転職先(退職者39名の実例)
メルカリを退職した39名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
メルカリの退職エントリは全39件が集まっています。多くの退職者が「最高の環境だった」と振り返る一方で、それぞれ明確な理由を持って次のステージへ進んでいるのが特徴です。ここでは退職理由を件数の多い順にパターン分類し、退職後の傾向もあわせて整理します。
キャリアの停滞感(17件)
もっとも多い退職理由はキャリアの停滞感で、39件中17件を占めます。メルカリは急成長フェーズでダイナミックな経験を積める職場として高く評価されており、在籍中に組織が2倍以上に拡大したという成長体験や、未経験者にも裁量と挑戦の場が与えられた環境を語る声が目立ちます。それだけに、ひと通りの挑戦をやり切った段階で次の成長環境を求めて卒業を選ぶ人が多いと考えられます。実際にエンジニアから経営戦略まで幅広く挑戦できたと評価する退職者のように、ポジティブな満足を抱えたまま次へ進むケースが少なくありません。
業務内容のミスマッチ(6件)
次に多いのが業務内容のミスマッチで6件です。組織や働き方の変化に伴って、自分の役割と環境の相性に違和感が生じたパターンが含まれます。たとえばリモート勤務中心への移行を個人的には快適と感じつつ、PdMとしてはチーム連携やプロダクト推進が難しくなったと振り返る声がありました。この退職者はメルペイでのFinTech事業経験が現在のキャリアの土台になったとも述べており、ミスマッチが必ずしもネガティブな評価に直結していない点は注目に値します。
個人的事情(家庭・健康)(5件)
家庭や健康といった個人的事情を理由とする退職は5件です。ここでは賛否が分かれる声が見られます。ネガティブな面としては、不眠症で休職した社員に復帰後も以前と同じパフォーマンスを当然のように求めるなど健康面への配慮に欠ける側面があったという指摘や、車椅子でのPR業務に物理的バリアがあったという経験が挙げられます。一方で後者の退職者は前職メンバーを非難しているわけではないと明言し、人事部・障害者雇用チームへの異動が認められるなどキャリアチェンジに柔軟だったとも語っています。
労働環境・WLBへの不満(3件)・事業や方針への懸念(2件)
労働環境やワークライフバランスへの不満は3件、事業・方針への懸念は2件です。前述のエントリでは幹部層の過重労働の常態化や責任の所在の不透明さが指摘される一方、性善説に基づくカルチャーとフィードバック文化、全社での採用コミットを高く評価する声もあり、組織への評価は人やポジションによって大きく分かれます。報酬面の魅力は高いとされる一方、他社とのギャップは縮まりつつあるという見方もありました。
退職後の転職先の傾向
転職先は記載なしが11件ともっとも多く、次いで起業が4件、ドクターズプライムが3件、X AsiaとUbieが各2件と続きます。起業を選ぶ人が一定数いる点はメルカリ出身者の挑戦志向を反映していると言えます。「TAKE THE RISK OR LOSE THE CHANCE」の気持ちで海外移住に踏み切った退職者のように、安定よりも今しかできない挑戦を優先する姿勢が、起業や次の成長環境への転身につながっているようです。全体として、満足度の高い在籍経験を糧に新たなリスクを取りに行く、前向きな卒業が多いのがメルカリ退職者の特徴です。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
企業評価(6軸評価)
在籍年数
2〜6年(11名)
退職者の職種
メルカリ退職者の転職先一覧
メルカリ退職者のリアルな声
実際にメルカリを退職した39名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
メルカリでのストックオプション業務が設計・オペレーション・リテラシー全面で抱本的解決に至らず、キャリアブレイク中にNstockの設立を知り転職を決意。
脳棗塞での入院をきっかけにキャリアを再考し、デザイナーとしてより直接的に社会課題に関わりたいという思いが芽生え転職を決意した。
メルカリに約5年間在籍後、不眠症の悪化により休職。休職期間中に自身のキャリアと人生を見つめ直した結果、「もうここで頑張り続けることは不可能」と判断し退職を決意。主な理由として、幹部の過重労働や責任所在の不透明さといったマネジメントへの不満、復帰後も以前と同様のパフォーマンスを求められることへの健康上の懸念が挙げられる。報酬面の魅力が相対的に低下したことも一因。現在は、より社会貢献や人々の役に立つことを目指し、別の会社に参画している。
リモート勤務主体の環境でPdMとしてのチーム連携やプロダクト推進に難しさを感じ、カオスな環境で再び事業を立ち上げたい思いから転職を決意。
明確なネガティブ要因の記述はなく、6年半の節目で新たな挑戦へ踏み出すための前向きな退職。
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