楽天の退職理由と転職先(退職者18名の実例)
楽天を退職した18名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
楽天の退職エントリは全18件。退職理由として最も多いのは「キャリアの停滞感」(5件)で、次いで「労働環境・WLBへの不満」(3件)、「カルチャーのミスマッチ」(3件)、「業務内容のミスマッチ」(2件)、「家庭・健康など個人的事情」(2件)と続きます。総じて「成長環境としての評価は高いが、長期在籍に伴う頭打ち感や激務が退職の引き金になる」という傾向が読み取れます。以下、件数の多い順にパターンを整理します。
キャリアの停滞感(5件)
最も多い退職理由が、キャリアの停滞や成長余地への不安です。16年半の在籍でスキルが社内に最適化されてしまったと振り返る体験談では、組織の巨大化と役割の細分化により「自分の仕事が事業にどれだけ貢献しているのか」という手触り感が薄れ、市場価値の低下への不安が退職につながったと語られています。同様に、11年勤務して組織づくりに一区切りつけた方の振り返りでは、40代以降はコーディングに集中したいという自身のキャリアプランと現職の役割との間に乖離が生まれたことが転機になっています。組織が成熟期に入り役割が固定化されることで、次のステージを社外に求めるパターンと言えます。
労働環境・WLBへの不満(3件)
激務とプレッシャーの大きさを挙げる声も目立ちます。モバイル事業立ち上げや大規模OSS開発を経験した方の体験談では、他社では得られない挑戦的な機会やグローバル環境での成長を認めつつも、「心身を壊すほどの激務と高いプレッシャー、異文化環境での精神的負担は非常に大きい」と両面が率直に語られています。成長機会の豊かさと負荷の高さは表裏一体で、ここをどう捉えるかで評価が分かれます。
カルチャーのミスマッチ(3件)
大企業特有の社風や評価文化への戸惑いも一定数あります。Fablic在籍中に楽天へ吸収合併され退職を決めた方の振り返りでは、所属チーム(ラクマ)の人間関係は良好だった一方で、トップダウンな社風や大企業的なコミュニケーションの非効率さが合わなかったと述べられています。数字で成果を示す文化に入社直後カルチャーショックを受けたという声もあり、合う人には刺激的、合わない人にはプレッシャーと、受け止め方は分かれます。
業務内容・配属のミスマッチ、個人的事情
業務内容のミスマッチ(2件)としては、希望と異なる部門に配属されキャリアパスが想定とずれたケースがあります。ただしこうした例でも会社自体への不満は薄く、「カオスな環境で成長できた」「主体的に動けば評価される」と前向きに総括する声が見られます。このほか家庭や健康といった個人的事情(2件)による退職も含まれます。
ポジティブに語られる点と転職先の傾向
退職エントリの多くは楽天を「成長できる環境」として高く評価しています。日本最大規模のトラフィックを扱う開発運用、70以上のサービスと巨大な会員基盤、英語を駆使する多国籍環境などが繰り返し挙げられ、若手でも成果次第で昇進できる裁量の大きさや、食事・ジム・昇降デスクといった福利厚生の充実を評価する声もあります。一方で、海外勤務機会の少なさ、事業部間異動の難しさ、副業不可、家賃補助がないといった制約への不満も併記されています。
転職先は「記載なし」が11件と多数を占め、判明しているものは令和トラベル、メルカリ、note、newmoが各1件です。件数こそ少ないものの、スタートアップ・成長企業へ移る傾向がうかがえます。総じて、楽天での大規模・グローバルな経験を土台に、より裁量や手触り感を求めて次のフェーズへ進む人が多いと読み取れます。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
在籍年数
1〜16年(7名)
退職者の職種
楽天退職者の転職先一覧
楽天退職者のリアルな声
実際に楽天を退職した18名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
日本の交通文化を変えるというnewmoの事業ビジョンと社会性に共感し転職。
育休中に社会との断絶感からコミュニティの重要性を痛感し、コミューンのビジョンに共感して転職。
楽天での濃い経験でキャリアプランより早く基盤ができ、好きなnoteというサービスを自らの手で良くしたいと思った。
生成AIの急速な進化に対応し将来のキャリアをじっくり考えるため、転職先を決めずに退職。
心身を壊すほどの激務と高いプレッシャー、異文化環境での精神的負担が限界に達し、完全燃焼した形で退職。
1社だけは、もったいない。タイプの違う3〜4社で、出会える会社が変わります。
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