Googleの退職理由と転職先(退職者18名の実例)
Googleを退職した18名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
Google の退職エントリは総数18件。退職理由を件数の多い順に見ると、「キャリアの停滞感」が7件で最多、続いて「裁量権の不足」4件、「業務内容のミスマッチ」3件、「事業・方針への懸念」3件、「カルチャーのミスマッチ」2件と分類されます。注目すべきは、多くの退職者が会社そのものへの不満ではなく、むしろ高く評価したうえで次のステージへ進んでいる点です。以下、理由パターンごとに体験談を整理します。
キャリアの停滞感(7件)— 「いい会社だが飽きてしまった」
最も多い退職理由が、成長環境への満足が逆説的に停滞感へ転じるケースです。約12年在籍し充実した福利厚生と社会貢献の実感を得ながらも次第に義務感が優位になっていった体験談では、過分な給料と刺激的な日々を経て心境が変化したことが語られています。同様に合理的なプロセスと高水準の給与を「いい会社だと思う」と評価しつつ、快適すぎて環境に飽きてしまったという率直な振り返りもあり、整った環境ゆえの停滞感が共通テーマとなっています。
裁量権の不足(4件)— 大企業化による変化
入社当初の自由度との落差を挙げる声も目立ちます。入社時はスタートアップ的な雰囲気で裁量が大きく多彩な業務を経験できたが、大企業化に伴いシニアマネジメント中心となり新しいものを作る機会が減ったという証言がその典型です。一方で、こうした退職者も「会社自体は良い会社だ」と評価しており、組織の成熟段階と個人の志向のズレが背景にあることがうかがえます。
業務内容のミスマッチ・事業方針への懸念(各3件)
担いたい仕事との不一致を理由とするパターンです。「ソフトウェアエンジニアとして成長したい」という転職テーマを掲げ、カスタマーエンジニアとしてのキャリアに課題を感じた事例では、Google自体への直接的なネガティブ評価はないと明記されています。事業・方針面では、世界を変える検索技術と高い待遇を魅力としつつ、データ主義の風土で新しいアイデアを実現しにくいジレンマや、ユーザーの利便性は考えられても幸せまでは考えられていないという印象を語る声がありました。データ重視の意思決定への疑問は複数のエントリで両面から語られており、優秀な人材と心理的安全性の高さを評価する一方で意思決定スタイルに違和感を覚える、という賛否が併存しています。
会社都合・ロール削減による退職
本人の意思とは別に、役職のクローズやロール削減を契機とする退職も含まれます。16年間在籍した退職者は、エリートでなくても情熱を評価して受け入れてくれた文化やグローバルな仕事のやりがいを高く評価しており、Garden Leave を経ての最終日を強い愛着と感謝とともに迎えています。Teaching Fellow として国内外で多様な経験を積んだ退職者も、役職クローズによる契約終了ながら会社や仕事内容自体には満足していたと述べています。
転職先の傾向
転職先は「記載なし」が5件と最多で、次いでフリーランス2件、起業1件、ナレッジワーク1件、commmune1件と続きます。フリーランスや起業といった独立志向が一定数を占めるのは、裁量や創造性を求める退職理由と整合的です。総じて、Google の退職エントリは「環境への高い満足」と「次のキャリアへの渇望」が同居している点が特徴で、ネガティブな決別というより前向きな卒業の色合いが強いと言えます。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
在籍年数
5〜5年(1名)
退職者の職種
Google退職者の転職先一覧
Google退職者のリアルな声
実際にGoogleを退職した18名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
Teaching Fellowの役職が会社方針でクローズされ、契約終了となった。
会社のロール削減の流れで自身のロールも対象となり退職。チームメイトのほとんどがいなくなった。
カスタマーエンジニアとしての業務にキャリアの限界を感じ、ソフトウェアエンジニアとして荒波に揉まれながら成長できる環境を求めて転職を決意。
第一子誕生を機にさらなる成長を求め、リモートワークでの慣れもあり刺激を求めてスタートアップへ転職。
特に不満はなかったが、絶妙なタイミングでスタートアップから誘いを受け、得がたい経験だと感じて転職を決意。
1社だけは、もったいない。タイプの違う3〜4社で、出会える会社が変わります。
エージェントを挟まず企業と直接話せる。最終的な入社先も、ここに届いたスカウトがきっかけでした。
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