LINEの退職理由と転職先(退職者14名の実例)
LINEを退職した14名のデータを分析。退職理由の分布、会社への評価、在籍期間、そして退職後の転職先まで、退職者のリアルな声をデータで可視化しています。
LINEの退職エントリは全14件。最も多い退職理由は「キャリアの停滞感」で7件、続いて「業務内容のミスマッチ」が4件、「労働環境・WLBへの不満」が2件、「裁量権の不足」「事業・方針への懸念」が各1件でした。全体を通じて、待遇や開発環境、優秀な同僚への高い評価と、組織拡大に伴う役割の不明確化という課題が併存しているのが特徴です。以下、件数の多い順にパターンを整理します。
キャリアの停滞感・役割の不明確化(7件)
最多の退職理由は、会社の成長に伴って自身の役割が曖昧になっていくことへの停滞感でした。サービスの立ち上げから成長期まで広く関わり大きな自信と誇りを得た一方で、会社の成長とともに役割が不明確になっていったという声があり、立ち上げから成長期までを振り返る退職エントリにその葛藤がよく表れています。同様に、LINE Platformの開発をリードし大きな成果を上げられたものの、役割が曖昧で「何でも屋」になりがちだったという指摘もありました(プラットフォーム開発をリードした体験談)。組織規模の拡大に伴う情報共有やビジョン浸透の難しさを課題として挙げる人もいます。
業務内容のミスマッチ — マネジメントとプレイヤーの両立(4件)
2番目に多いのが、希望する業務と実際の役割とのミスマッチです。とりわけPMやエンジニアが、プレイヤー業務に集中したいのにマネジメント業務が増えていく、という声が目立ちました。PMとしての役割の変化を語る退職エントリでは、プレイヤー業務に集中したかったがマネジメント業務が増えていた経緯が綴られています。マネジメントとプレイヤーの両立が難しくハードワークになったという体験もあり、業務範囲の広がりが負荷につながったケースがうかがえます。
労働環境・WLBへの不満、その他(計4件)
労働環境・WLBへの不満が2件、裁量権の不足が1件、事業・方針への懸念が1件でした。出向先での組織文化や開発方針に問題を感じ、裁量権のなさを挙げた例があります。一方で、CVLabの立ち上げを裁量権を持って主導でき非常にエキサイティングで学びの多い環境だったという声もあり、配属やチームによって裁量の感じ方は大きく分かれています。
評価された点 — 待遇・開発環境・人材
退職者の多くは、不満を述べつつもLINEの環境を高く評価しています。福利厚生や制度が恵まれ、ゼロベースで議論しながら開発できたという声や、SWエンジニアにとって最高の開発環境で給与・待遇も非常に良く、エンジニアの成長を支援するDevRelチームも素晴らしいという評価がありました。「ユーザーファースト」の文化のもと世の中に影響を与える大きな仕事に挑戦できた、優秀な人材が多いといった肯定的な振り返りが目立ちます。一方で、マネージャー不足や韓国チームとのコミュニケーションコストを課題として挙げる声もあり、評価と課題は両面で語られています。
退職後の進路
主な転職先は記載なしが5件と最も多く、明確に判明したものとしては起業、ラブグラフ、フリーランス、トラックレコードが各1件でした。特定の業界へ集中する傾向は見られず、起業やフリーランスといった独立志向と、スタートアップ・事業会社への移籍が混在しています。LINEで培った大規模サービス開発や立ち上げの経験を、次のステージで活かそうとする姿勢が共通してうかがえます。
この分析は 2026年6月時点のデータに基づきます
退職理由の分布
退職者の会社評価
在籍年数
2〜10年(2名)
退職者の職種
LINE退職者の転職先一覧
LINE退職者のリアルな声
実際にLINEを退職した14名の転職体験談。退職のきっかけや転職先での満足度を確認できます。
退職者の声
組織規模で技術を活かし経済価値を創出する新たな挑戦のため。
危機感が薄れ満たされた感覚になり、今後18年のキャリアを延長線で過ごすのではなくリボーンを選択。
マネジメント業務が増えプレイヤーとしての業務に集中できなくなった。
マネジメント業務が増えプレイヤーとしての業務に集中できなくなり、ハードワークが課題となった。
会社への不満ではなく、ラブグラフのビジョンへの強い共感から転職。
1社だけは、もったいない。タイプの違う3〜4社で、出会える会社が変わります。
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