トヨタ自動車からサイボウズへの転職体験談

僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか|髙木 一史

新卒で入社し3年間勤務したトヨタ自動車の人事部を退職。会社や同僚への愛情は深かったものの、個人の希望が反映されない配属や異動、働く場所・時間の柔軟性の欠如、クローズドな情報共有文化、年功序列の強い評価制度といった、画一的で選択肢の少ない人事労務管理の仕組みに強い「閉塞感」と「無力感」を抱いていた。この状況を打破し、個性が活きる組織作りのヒントを得るため、100人100通りの働き方を実践するサイボウズへの転職を決意した。

公開日: 2020年9月10日
更新日: 2025年9月6日
勤続年数: 3
男性
20代

よくある質問

要約の根拠

記事要約の根拠: 記事全体の内容を要約。
転職元企業名の根拠: 2016年4月、ぼくは大学を卒業し、新卒社員としてトヨタ自動車株式会社に入社した。
転職先企業名の根拠: そんな時、ぼくはサイボウズというITの会社に出会った。
転職元のレビュー要約の根拠: 「たくさん鍛えてもらい、貴重な経験をさせていただいた先輩方を心から尊敬している」「働く場所と時間。いちばん基本的な労働条件なのに、選択肢が少ないのはなぜだろう?」「年功要素の強い評価制度下では、偉くなるまでにあと10年、いや、20年はかかる」などの記述から要約。
転職元の評価極性の根拠: 「閉塞感」「無力感」「もやもや」といったネガティブな感情が退職の主な動機であるため-1と判断。
転職先のレビュー要約の根拠: 「時間や場所は柔軟で、副業ももちろん自由。評価に年功的要素は少なく、報酬は市場価値で決まる。そして配置・異動に会社都合の強制は一切ない。契約の仕方、会社との距離感も100人100通りだ。」という記述から要約。
職種の根拠: 「僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか」「人事部」「労務の知識を付けたいと思い」
在籍年数の根拠: 僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか
性別の根拠: 「僕はなぜ」「ぼくは大好きだった」という一人称から判断。
年齢の根拠: 「2016年4月、ぼくは大学を卒業し、新卒社員として」「3年間勤めた」という記述から、新卒3年目での退職と判断し20代と推定。
企業評価の根拠:
キャリア成長: 「年功要素の強い評価制度下では、偉くなるまでにあと10年、いや、20年はかかる」「ジョブローテーションでどこに異動させられるか分からず...人事のプロフェッショナルとして生きていくことはとても難しい」
事業・プロダクト: 事業や製品自体への具体的な評価の言及がないため。
マネジメント: 「聞き終わった上司はこう言った。『いつか髙木が偉くなれば、そういうのもできるようになるから』」
組織・チーム: 「たくさん鍛えてもらい、貴重な経験をさせていただいた先輩方を心から尊敬している」「最後の最後まで、本当に温かくて、素敵な会社だと思った」
働きやすさ: 「最初に疑問を持ったのは、『場所と時間の柔軟性』についてだった」「3年目のぼくには在宅勤務が許されていなかった」「みんな一律で...かなりしっかりと残業している」
待遇・環境: 「年功要素の強い評価制度」「副業や、会社との多様な距離感が禁止されているこの会社では、もはやしがつくしか道はない」