ゴールドマン・サックスからアーキテクト・ディベロッパーへの転職体験談
ゴールドマン・サックスで18年働いた私が、なぜ潰れそうな会社の社長を選んだのか?|木本 啓紀 │ 株式会社アーキテクト・ディベロッパー代表取締役社長
ゴールドマン・サックスで18年間活躍し高給を得ていた筆者が、ソフトバンクグループへ転職。投資家として世界の経営者と接する中で、自ら経営に挑戦したいという思いを強くする。コロナ禍でSBGがノンコア事業として整理しようとしていた不動産会社アーキテクト・ディベロッパーの経営不振を「チャンス」と捉え、自身のキャリアの最盛期を投じて経営権を取得。瀕死の状態だった会社を社長として引き受け、3年で数十億円の赤字から40億円の黒字化を達成した。高給を捨て、リスクを取って新たな挑戦を選んだキャリア転換の事例。
企業レビュー
10兆円規模のビジョン・ファンドを擁し、投資案件も100億円を下らないなど、非常にダイナミックで勢いのある環境だった。筆者個人も高く評価され、厚遇を受けていた。一方でコロナ禍ではノンコア事業へのリソースを割かない守りの経営判断も行われた。
退職理由
企業評価
企業レビュー
当時はレオパレス21の問題が飛び火し、2期連続で数十億円の赤字を出すなど瀕死の状態だった。しかし筆者はこれを自ら経営者として挑戦する絶好の機会と捉え、自身のキャリアを投じる価値があると考えた。